このブログを書いている人の詳しいプロフィール
Miyagawa Erika
年齢:23
性別:女
青年海外協力隊
隊次:平成27年度一次隊
職種:環境教育
派遣国:カンボジア
任地:プノンペン(首都)
経歴
1992年 埼玉県三郷市生まれ
2011年 女子学院高等学校 卒業
協力隊参加までの経緯
2009年
小学生のころから祖父に連れられて登山へいくうちに、自然大好きティーンエイジャーに成長する。高校2年のとき、山小屋で偶然手に取った本から、野生動物による農業被害、それによる人と野生動物の軋轢という問題を知り、「何とかしたい!」と思い立つ。
2011年
Wildlife managemet(野性動物管理)を学ぶために、地元の埼玉県を離れ、広大な研究フィールド(演習林)をもつ北海道大学へ入学する。大学2年次に農学部森林科学科に分属が決まる。
2012年
大学2年の夏に屋久島のウミガメ保護のボランティアに参加する。地域に密着したNPO活動の重要さを実感すると同時に、NPO運営の難しさを知る。
大学2年の秋に環境ボランティア団体FFFを設立する。
約2年半の間、大学や市民施設での子供向け自然体験イベント、大学生向けの環境教育研修会、環境ボランティアに興味のある学生の交流会、北海道の自然系NPOのイベント運営のお手伝い等を企画・実施する。
2013年
大学で生態系保全について学ぶ中で、国内だけでなく海外の現状に興味を持つ。
大学3年の春にケニアの国立公園をめぐるスタディーツアーに参加する。水と電気が貴重とされる生活、初めて目にする大型野生動物に感動する一方で、途上国の観光業発展と自然保全の両立のむずかしさを知る。帰国後、市民向け講演会を実施する。
大学3年の夏にマレーシアボルネオ島の植林ボランティアに参加する。熱帯林の自然豊かさ、エコツーリズムを行う現地の人たちの熱意に心動かされる。そして、アブラヤシのプランテーション拡大による熱帯林の破壊を目の当たりにする。帰国後、市民向け講演会を実施する。
以降、途上国における環境保全と経済発展の両立という難題に取り組むために、どのように専門性を高めていけばいいか模索する。生態学・社会学の両者のアプローチから途上国の森林管理を学びたいと思い、海外の大学院進学を目指して、日々勉強に励む。
しかし、森林管理・野生動物保全・農業分野のボランティアに関わってきた経験から、現場で直面する課題とアカデミックな議論のギャップを感じるようになる。
2014年
大学4年の春、まずは途上国で現地の人と一緒に活動する中で、地域や組織の課題を知り、自分の今後の役割りを見つけていきたいと思い、海外大学院進学から青年海外協力隊に方向転換する。
平成26年度春募集で青年海外協力隊の環境教育の職種に応募し、合格する。
大学4年の1年間、札幌市の都市公園に生息するカエルを対象種として、都市の生物多様性に関する卒業研究を行う。
大学4年の夏、地球環境基金(ERCA)による海外派遣研修に参加する。フィリピンで10日間、途上国の都市部やリゾート地の廃棄物管理、環境NGO・NPOによる国際協力についてのノウハウを学ぶ。
2015年
3月に約2週間の技術補完研修(@JICA北九州、JICA市ヶ谷)、6月に70日間の派遣前訓練(@JICA二本松訓練所)を修了し、晴れて青年海外協力隊となる。
2015年6月からカンボジアに赴任し、観光省 都市美化委員会(N.C.C.A.)に配属される。様々なセクターのつなぎ役となりながら、国内の廃棄物問題や自然環境問題への気づき・行動を促すため、主にこどもむけの環境教育プログラムの作成と実施を行う。
賞罰
2012年 新渡戸賞 受賞
2015年 クラーク賞 受賞
関心のある分野・事柄
コミュニティ林業、REDD+(*)、生物多様性保全、少数民族の土地利用、アグロフォレストリー、里山振興、生態系サービス評価、NPO・NGO運営、BOPビジネス
*REDD+…途上国における森林減少と森林劣化からの排出削減並びに森林保全、持続可能な森林管理、森林炭素蓄積の増強
趣味
ダンス(コンテンポラリーダンス・社交ダンス・バレエ)、ランニング、登山、写真、旅行 etc.
コメント
踊る環境教育隊員として日々カンボジアで奮闘しています!
カンボジアのこと、青年海外協力隊のことなどについて何か質問があれば、以下まで気軽にご連絡ください。
e.miyagawa.179#gmail.com
(#を@に変換)