青年海外協力隊の2年間で英語力はのびるか?
カンボジア暮らしは、早いもので5ヶ月目に突入しました。だいぶ生活リズムが安定してきたので、英語とクメール語の自習を再開しました。そこで、特に英語力向上についての決意を書き留めておきます。
猫「ブログなんかに書いちゃって・・・ちゃんと有言実行できるのかな~??」
私「ブログに書くことで、自分にプレッシャー与えるんだよ!!笑」
英語のインプット・アウトプット
私の配属先(観光省 都市美化評価委員会)ではミーティングを企画・実行したり、プロポーサルやレポートを書いたり、きっちりと英語を使う機会が多いです。
メンバー内で合意をとるファシリテーション力、企画をとおすプレゼン力、相手が話すことを理解するための質問力などは、日々意識してるので多少上がってるのかなーと感覚的に思います。
ですが、いくらアウトプット量が多いとはいえ、語学力(ここでは、試験で数値化できるリーディング・リスニング・ライティング・スピーキング力)が上がることに繋がるかは微妙なところです。
最近怠っていましたが、やっぱり毎日の自習も欠かしちゃいけないな、と目が覚めました。
目標
そこで、語学力向上の目標を宣言します。
大学時代に到達できなかった、
TOEFL-iBT100点以上を青年海外協力隊の任期終了(2017年6月)までに達成します!
TOEFL-iBTとは?
TOEFLはアメリカ、カナダ、イギリスなど130か国以上のの大学入学審査で基準となる英語試験です。アカデミックな場での実践的な英語力を測ります。
TOEFL-iBTは全120点満点で、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングそれぞれ40点の配点です。
なぜTOEFL-iBT?
カンボジアに来る前、アメリカの大学院に進むことを視野に入れていたので、TOEFLの勉強(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)を約2年間続けていました。特にロジカルに書く・話す練習には力を入れていました。
結局大学院ではなく協力隊に行くことにしたのですが、TOEFL対策のための地道なインプット・アウトプットが、結果として協力隊活動での円滑なコミュニケーションに役立っています。
付け加えると、活動の配属先が省であるため、日ごろ会話をするスタッフの中には英語力が高い人も多いです。また、企画書や報告書、プレゼンを英語で作る機会もよくあります。そのため、TOEFLの対策で必要とされる大学教養レベルの語彙力は、身に付けて損がなかったと思います。
というわけで、現在の活動上での英語でのアウトプットの質を高める、大学時代からの英語力の伸びを定量的に評価する、そしてさらには協力隊任期後に国際協力業界のポストに応募するために、TOEFL-iBTの試験を受けようと思います。
自習方法
さて、11月からの自習内容は以下の通り。
- ライティングのための語彙力強化
DuOという単語帳の復習(CDでディクテーション) - リスニング強化
English Journal(電子書籍版)でリスニング、シャドウイング - 試験対策
TOEFL英単語復習、過去問集使って精読・清聴、演習
日ごろの英語学習は、自分が無理なく楽しく続けられる方法を見つけるのが良いと思ってます。私の場合は、高校時代から使用している単語帳と、English Journal を使った勉強がそれに該当します。
もちろん、一般的な英語の勉強をしているだけではTOEFLのスコアには結び付きにくいので、試験対策もぼちぼち始めていきたいと思います。
「効果的な英語学習法」は巷にあふれかえっています。ですが、肝心なのはその方法が一般的にどれほど効果が見込めるかよりも、自分にとってどれだけ無理なく楽しく続けられるかだと思ってます。どんなにすごいと言われる教材を使っても、継続できなければ意味がないですしね。
もちろん、語学試験対策のためだけに英語の勉強するなら、自分に合う方法を見つけるのに時間を費やすより、効果的と言われている方法でとりあえず勉強する方が無難かと思います。
まとめ
青年海外協力隊の2年間で英語力を伸ばしたい人は、TOEFLに限らず英語の試験を受けることで、自分の語学力の向上を客観的に把握することをぜひお薦めします。
途上国での生活と活動だけでも大変なのに、本当に語学の勉強が続くのか…自分でも不安です。ですが、答えのない、成果の見えずらい活動をする傍ら、語学の勉強にも精を出し、試験の点数という形で成果が見える化されることは、活動のモチベーションアップや、自信の獲得につながるはずです。
というわけで、青年海外協力隊の任期の折り返し頃にTOEFL-iBTを受験したいと思います!