ニョニャム!お日様の下、カンボジア暮らし。

青年海外協力隊、環境教育、カンボジアの生活・自然・観光などについて紹介するブログです。いつもニョニャム(笑顔)を大切に、ありのままの日々を綴ります。

【将来のために】 ではなく 【今、この瞬間のために】

f:id:kirinnomori:20160913184141j:plain

 

先月頃から、任期終了後の就活のための情報収集を行っています。

 

そのなかで、大学時代からずっとお会いしてみたいと思っていた、国際NGOで働く方とカンボジアでお会いすることが出来ました。自分よりも年上の方なのですが、出身の大学・専攻(森林生態学)が同じなのです。しかも、生態学という専門性を以前勤めていらっしゃった民間企業でも、現在勤めていらっしゃるNGOでも活かしていらっしゃってます。ご経歴も、取り組んでいらっしゃるお仕事も面白いなぁと思っていました。

 

お話を伺う中で、今カンボジアでできること、やりたいとことを改めてクリアにするこもできました。

 

日本に帰ってからの仕事(まだ決まってないけど笑)も生活も、考えるだけでとてもワクワクします。またダンスも再開したいな。友達や家族との時間も大切にしたい。

 

その一方で、問題が…。

 

それは、今の配属先での活動を苦行に感じてしまうこと。

あぁ、これはまずい…。

 

逆に、日本に帰ってからのことを考えてワクワクしているのは、現実逃避ともいえる…。

 

今まで、どんなに嫌なことがあっても、どんなに成果がみえなくても、前向きにコツコツできることをやってきました。「上手くいかないのを周りのせいや、環境のせいにしても仕方がない。自分から周囲に働きかけて、一歩ずつ前進していくしかないじゃん!」そうやって言い聞かせてきました。

 

しかし、自分でがんばりすぎるあまり、それが逆に協力者を受け身にさせてしまったり、アテにされすぎたり…それが「活動のやりがいはあるのになんかしんどい」と思って疲弊してしまう原因でした。

 

環境教育ができる仕組みなんて、なにもない。ただ、自分が周りの人を巻き込んで活動を展開していくだけ。

0から1、2,3と、ただ地道に積み上げていくだけ。

 

進路においても、活動においても、目標とそのためにやるべきことがクリアになった。しかし、その道中のハードルが一つ一つ高い。全力を出せていないのがつらい。

 

海外で、基本的に物事がうまくいかない環境の中で、2年間がんばりつづける。そう簡単なことじゃない。

 

そんななかで思うことは、タイトルにも書いたように、

【将来のために】 ではなく 【今、この瞬間のために】毎日を過ごすこと。

(って、なんか仏教の悟りに近い。。。???笑)

 

協力隊後の進路の準備も大事なのはもちろんですが、未来の、帰国後の仕事や生活にワクワクしてても、結局「今」はなんも変わらない。

 

今、どうやってより楽しく過ごすか

今、どうやって活動をより有意義なものにしていくか

今、どうやってつらい気持ちを乗り越えるか

 

要は、もっと目の前のことに集中しよう、ということですね。

 

というわけで、カンボジア生活が折り返しを過ぎた今、かなりふんばりどころだな、と思います。

2年目でなかなかそう簡単に大きな飛躍はないのかもしれないけれど、ぐぐっと、たけのこのように(?)少しずつ地面から伸びていきたい、今日この頃です。(よく分からんまとめだ)