ニョニャム!お日様の下、カンボジア暮らし。

青年海外協力隊、環境教育、カンボジアの生活・自然・観光などについて紹介するブログです。いつもニョニャム(笑顔)を大切に、ありのままの日々を綴ります。

青年海外協力隊活動の近況~千里の道も一歩から~

活動の近況をようやく記事にしました。活動ペースはナメクジくらいの速度ですが、一応日々前進しています…!

 

というわけで、3つの活動紹介と、活動促進要因・阻害要因の考えなどをつらつらと書きました。

1.小学校向けの環境教育プロジェクト

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プノンペン市民の都市美化意識向上を目的とした、小学校の先生・生徒向けの環境教育プロジェクトを計画中です。企画書を作って配属先の都市美化評価委員会(NCCA)に提案。

 

NCCAは、2016年から若者向けの環境・観光に関するトレーニングプログラムを大々的にやるとのことなので、そのなかの1つのプロジェクトに組み込んでもらいました。とはいえ、自分が責任者としてプロジェクトをマネジメントし、トレーニング部門の若手スタッフたちと一緒に活動するかんじです。トレーニング部門の人たちと話し合いを重ねてきて、自分の提案したプロジェクトがあくまで私個人のものではなく、みんなの(NCCAの)ものなんだと認識を持ってもらえるようになって気がします。(確信はない…)

 

ただ、配属先が企画する若者向けのトレーニングプロジェクトの大枠はあまりにも対象者・対象地域がしぼられてなくて(「対象は国内全土の若者(18歳~30歳前半)だよ!」と言われた…)、早くもとん挫しそうな予感。それでも自分のプロジェクトは生き残れるように、しっかりやっていこう…。

 

2.お寺でのクリーンアップキャンペーン

月一で、NGOヒロシマハウス・プテアニョニュムと協力して、お寺のクリーンアップキャンペーンをやっています。

 

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はじめに、お寺のなかの学校で20分前後の短めの授業を毎回やってます。先生といろいろ相談しながら、紙芝居を作っています。テーマは先生からの要望にあわせて、衛生と環境、ごみの分別、大気汚染(次回)などなど。楽しく分かり易く理解してもらうために、いろいろ工夫をこらしている(つもり)。

 

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 授業の後は、学校の周辺、お寺の敷地のなかでごみ拾い!前任の隊員さんが残してくださったピンクトングが活躍しています。

 

お寺のお坊さんたちも巻き込んで、地域ぐるみのクリーンアップキャンペーンに発展していけるかが今後の課題…。

 

3.環境教育ビデオ教材作成(JICAプロジェクト) 

先月、2月に行われるJICAの環境啓発イベントの企画メンバーに任命されました。まだカンボジアでの知識も経験も浅いなんちゃってボランティアにも関わらず、このような役目を頂けたことはとてもありがたいです。

 

カンボジアで活躍されている中村英誉さんというクリエイターの方と協力させて頂き、イベントに向けて環境教育ビデオを作っていきます。テーマは、都市のごみ問題と水質汚染問題。教育的なメッセージ性とアニメーションによる親しみやすさを兼ね備えた、カンボジアには今までなかったビデオ教材が作れたらいいなぁと思います。

 

各州の学校を調査させてもらった時に、カンボジアの学校では社会科見学がなく、ゴミ処理場、水質浄化施設などの地域の環境システムを実際に見る機会がないということが分かりました。ということで、ビデオの中にカンボジアの廃棄物埋め立て場、汚水浄化池などの実際の映像を入れられないか提案ました。近いうちにそれらが実際にビデオのコンテンツとして使えるかどうか、見学に行く予定です。どちらも私自身まだいったことがないので、とても気になるところです。

 

また、配属先はJICAボランティアに教材作成を強く要望しているので、このビデオ教材の作成段階から配属先スタッフにも関わってもらおうと思い、上司に提案。かなり喜んでもらえたので、今後クリエイターさんたちと配属先のつなぎ役として、ちゃんと連携していけるといいな。わくわく!!

 

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 カンボジアのごみの様子。

活動の促進要因と阻害要因は何か?

というわけで、現在3本柱で活動しています。約3ヶ月半で、いくつかの活動の促進要因、阻害要因が見えてきました。これは、一般論ではなく、あくまで自分自身における話として書いています。

促進要因1 語学力

ダントツでこれが一番だと思います。当たり前ではあると思うのですが、相手と意思疎通が十分にとれるかどうかが、活動をスムーズに進める上でとっても重要だと感じています。

配属先のスタッフの大半が、(幸運なことに)日常会話レベルの英語が話せます。上司は、ビジネスレベル程度の英語力。そのため、こちらも英語で企画書やプレゼンを作ったり、話し合いをしたりすることができます。

一方で学校に行けば、英語が使える人が限られています。これから小学校でのプログラムをやるときは、絶対に現地語(クメール語)の壁が立ちはだかると思います。ですが、肝心なのは、何でも自分一人の力でどうにかしようとせずに、英語で意思疎通がとれる配属先スタッフをパートナーにし、可能な限り一緒に動いていくことなのではないかと思います。

 

促進要因2 外部での協力者の存在

 配属先は国の機関であるというのもあって、「環境教育をさあやろう!」と思い立っても、特定の対象地域(州、市、観光地)や対象者が定まっているわけではありません。政策をすすめるにあたっての優先順位的なものは存在しません。

なので最初は、自分の活動における対象地域と対象者をどう決めたらよいのか、かなり悩みました。ですが、他の隊員の協力のおかげで、学校を調査させてもらったことでカンボジアの学校現場の現状が分かり、さらに同期隊員の配属先である教育局とのつながりができたことで、「プノンペンでの環境教育モデル校作りができそうだぞ。」と分かりました。

配属先外の協力者を見つけていくことで、自分にできそうなことが、明らかになっていきました。

促進要因3 上司との合意形成

最近は、この重要性をひしひしと感じています。以前の記事にも書いたように、私の配属先はとてもトップダウンが強いです。

参考記事:

協力隊活動のMethodologyは自分で作っていくしかない

 だから、意思決定権のある上司に活動を提案するときは、以下の3つをちゃんと理解してもらえるように心掛けています。

  1. 自分の立てた計画が、配属先の大枠の計画にどう関連するか
  2. 自分が計画する活動が、配属先にとってどんなメリットがあるか
  3. 具体的にスタッフがいつ何をしたらいいか(仕事の優先順位は何か)

特に1.が大事で、「自分は配属先の成果を上げるために、ボランティア活動をするんだ。」という強い意志(帰属意識)を示すようにしています。

というのも、促進要因2であげた、外部での協力者探しをしていることで、上司に「えりかは外部での活動ばかりして、配属先に成果を残してくれないんじゃないだろうか。」という不安を与えてしまったからです。だから、上司を安心させることで(笑)、上司が必要な書類作成を若手スタッフに頼んでくれるようになりました。

 

逆に、これら3つが不足していることが、活動の阻害要因になっていたと言えます。

 

まだまだスタート地点からすこ~し進んだだけですが、それでも数多くの発見がありました。あくまで個人的な忘備録にすぎませんが、他の協力隊員にとって少しでも参考になればなぁと思います。。。

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