自分で宝を探しに行く前に、まずはその場に埋もれた宝を発掘せよ!
自分が普段いるオフィスのなかに、プロモーション部門とアセスメント部門があります。
同じ委員会、同じ部屋に属すにも関わらず、仕事上何か一緒になってやる、また会話を交わす様子がほとんど見られません。
本来、委員会全体としてクリーンシティコンテストをやっていくものだと思いきや、クリーンシティコンテストの情報はアセス部門のベールの中に包まれており、こちらのプロモーション部門ではエコビジネスコンテストというまた別のイベントがはじまっています。
日本からやってきたよそ者は、そんな不思議な?様子をながめながら、毎日作業をしています。
ちなみに、第一回のクリーンシティコンテストは今年の2月に開催されたのですが、その結果を正しく把握しているスタッフがほとんどいないです。笑 コンテストの結果を聞くと、人によって少しずつ言ってることが違っており、プロモーション部門の人たちはほとんど知りません。
2011年から約3年間以上かけてコンテストのための書類収集や現地調査をやってきたのに、その結果や評価の内容がほとんど周りに知られてないなんて、なという宝の持ち腐れなんだ…。また、コンテストの結果を受けての、各州の立候補都市へのフィードバックはない模様。やったらやりっぱなし…?
これから自分が各州での環境教育の実現可能性を探るにあたって、まず各州の環境政策の実施度合、つまりアセス部門で調べているであろう情報は必須。ただし、書類は全部クメール語。
ということで、Excelで各州ごとのオリジナル調査シートを作成し、アセス部門の人に、現存する情報をそこに記入するしてもらうことにしました。これなら、アセス部門のもつ情報を上手く引き出せる。協力を得られたことに感謝です。
同じ委員会、同じ部門であっても、個人個人やっていることがお互いに分からない様子が見受けられます。例えるなら、情報が入った棚がいくつあって、どの引き出しに何が入っていて、それぞれの引き出しの鍵は誰がもっているのか、スタッフ同士分かっていない様子です。ましてや、来て2週間のボランティアには本当に謎だらけです。
でも、裏を返せば、自分が現地調査に行く前に、まだまだ引き出せる有益は情報があるはず。
オフィス内での作業には相変わらずメリハリがつかず、自分に嫌気がさしますが、
自分で宝を探しに行く前に、まずはその場に埋もれた宝の発掘せよ!
と言い聞かせ、地道にがんばります。
おまけ:
今日のではないけど、日曜日に歩いたリバーサイドの写真。リバーサイドは歩道らしい歩道(バイクが突然横断して来たり、路駐や屋台で道がふさがれたりすることのない道)なので、お散歩におすすめ。