日本のお祭りに秘められた可能性
先週の日曜日に、カンボジア日本人会主催の盆踊り大会がありました。カンボジア人・日本人を含め数千人が来場する一大イベントです。
カンボジアの日本人学校・補習校に通う子供たちが、御神輿を担いだり踊りを披露したりする姿には、ただただ癒されました^^
JICAボランティアも動員され、受付などの担当にあたっていました。一方私は、環境教育のボランティアという理由から、会場内美化協力、要するにごみ担当をお願いされていました。
(時々「環境」という言葉の解釈の広さに、困ることがなくもない。)
ひたすらお客さんに「食べ終わったらゴミ箱にゴミを捨ててくださいね〜。(日・英・クメール)」と呼びかけたり、会場のゴミ箱にたまったゴミを回収したりしていました。
やはり、カンボジア人のごみの放置が多いなーとか、呼びかけても自分でゴミを捨ててくれないなーと思ったのですが、さて、日本人側(主催側、売り手)はどうだっただろう?
「ゴミの放置やポイ捨てはだめだよ!」とカンボジア人に言うことも大事だけど、まずは自分たち(日本人)が正しい行動をとることがなによりも効果的なのでは、と気がつきました。
主催者側できちんと統一ルールを作り、売り手・買い手の日本人がそれを守る。数千人の日本人・カンボジア人が一同に会する場であるからこそ、日本人が模範を示して、「みんなでルールを守ると、気持ちよくお祭りを楽しめるよね。」と、カンボジア人に思ってもらえるんじゃないか。(という、希望的観測。)
お祭り後、日本人会役員の方々やシニアボランティアの方々と意見交換し、生意気ながらも(笑)来年度にむけての提案をさせてもらいました。
カンボジアで行われる盆踊り大会が、国際交流の場であるだけでなく、環境啓発の場ともなりうる。
日本のお祭りに秘められた可能性を知ることができ、とても勉強になったのでした。