自分がしたいことを出来なくて焦っているときは、人の力も借りてみよう。
スオスダイ!(こんにちは!)
日本にいるときも、今のカンボジア生活でも、「こんな自分になりたい」「こんなことを出来るようになりたい」という明確な目標を常に持つようにしています。
でも、私にとって、自由度が高い現在の生活の中で、目標のためにやるべきことを習慣化するのは、想像以上に難しいことでした。
「ああ、せっかく青年海外協力隊としてカンボジアに来たのに、成長できていないかも…。」とネガティブになることもしばしば。
しかし、ヒビノケイコさんのブログを読んでて、はっとしました。
いくつになっても、自分のしたいことを続けたい。
でも、 特に女性は、家庭や育児、両手にいっぱい大切なことがある。
だからこそ、自分を後回しにしがち。
それでも好きなことを仕事にしたり、続けている人がいる。
その人たちに共通すること、なんだと思う?
それは、思いと努力だけで続けようとしないところ。
それらを継続させ、自分を一歩前進させ続ける環境を設定するのがうまいのだ。
そうか。目標にむかう努力が継続てきていないときって、自分の意志の弱さにフォーカスしがちだけど、努力を続けるための環境づくりが出来かったのかもしれない。
そこで、何かしたいことが手につかない、あるいは続かないときは、人の力を借りる事、チームで取り組むことって、大事なのだぁ~と改めて思うように。
ということで、若干はずかしくはありますが(笑)、自分が人の力を借りて成長できた、と思えた体験を、二つほど紹介します。
その1 運動を習慣化して、体力をつけるには?!
健康的な生活がしたい、もっと体力をつけたい、それで日常をもっと充実させたい…!!
そんな動機から、今年の1月から日本人のランニングサークルに参加し始めました。
サークルといっても真剣にランニングに取り組んでいらっしゃる方ばかりで、カンボジア国内の大会で上位の成績を収めている方も少なくありません。
ランニング自体も、走ったあとの朝食の時間も楽しくて、ずっと続けています。最初は5kmがきつかったですが、今では無理なく10㎞走れるように。他のメンバーの方からの励ましも、ありがたいです。
一人じゃなくてサークルでの練習だから、朝が苦手な自分でも継続できています。
休みの日限定ですが、運動を定期的に行えるようになったのは、自分のなかで進歩でした。そのおかげか、今年に入ってから体調を崩しにくくなりました。
その2 勉強を習慣化し、語学力をアップするには?
カンボジアでの活動は2年目に突入し、もう一度クメール語を短期集中でインプットを増やしたいと思っていました。
でも、一人じゃなかなか重い腰を上げらない・・・(汗)
クメール語はなかなか独学が難しく、これまでのテキストやノートを自分で復習することはできても、新たな語彙を増やしていくことができていませんでした。日常会話の中から、知らない言葉をキャッチアップしていくのも、なかなか難しい。
そんなわけで、8月に入ってから、配属先の同僚に毎朝30分クメール語のレッスンをしてもらうことに。
8月いっぱいは同僚からクメール語レッスン、9月に入ってからは私から日本語レッスンをする、ということで、お互いにとってメリットが出るようにと、相談して決めました。
その結果、とりあえずこの一か月間は、週4くらいで新たなクメール語をたくさんインプットすることができました。主に農村調査でつかう会話や単語中心に学んできたので、しっかり定着させて、今後の活動のなかで活かせるといいなと思います。
さらに、活動の中で出遭う、意味が分からないクメール語を理解してくハードルも、ぐんと低くなりました。今までだったら「とりあえずあやふやなままでもいいか…。」と思っていた書類などをもう一度見直し、一からしっかり理解しようと周囲の人に積極的に尋ねられるように。
ささいなことですが、これも自分の中での進歩でした。
まとめ
自分がしたい、あるいはやらないといけないと分かっているけど、手がつけられないことがあったら、思い切って人の助けを借りてみる。そして、半強制的に(?)そのやるべきことを続けていく環境を整える。
この大切さをあらためて実感しました(^^)/