お坊さんたちと植林活動!の巻 その2
お坊さんたちと植林活動の巻!のつづきです。
昼食後、植林をおこなった村を後にします。バスに乗って出発!
タケオ州は一大稲作地帯。このように、一面広がる田んぼにぽつんと木々が生えているという素朴な風景がつづきます。とっても綺麗。
…と、車窓の風景に見惚れていたのもつかの間、バスから皆降りていきます。なぜ…?!
道が悪すぎてバスが通れないとのこと。笑 村の人とお坊さんたちが道を整備します。この後ももう一度同じことがありました。カンボジア、特に農村部はなかなか道路の舗装がすすんでないのが現状です。雨季のあとはさらに道が悪くなります。
さてさて、帰路についたとおもいきや、1世紀に建てられた最古の遺跡がある場所に着きました!
山の階段を登る…わくわく!
お坊さんに、各所の説明をしてもらう。(ポーズに特に意味はありません)
根の張り方がすごい…自然の圧倒的パワーを感じます。
山を登りきると…美しい田園風景が広がっていました。
1世紀に作られたという遺跡。色がグラデーションのようになっています。
中はこんなかんじ。
植林活動に参加したお坊さんたち。遺跡をバックにした写真がとっても絵になります。
ちなみに、写真を見て分かる通り、お坊さんの衣服の色は何種類かあります。色の違いはなんなのかな~修行の到達度の違いを表しているのかな~?と前々から気になっていたので聞いてみたことろ、
お坊さん「服の色は好みで選んでるんだよ。」
とのこと。なんだ、特別な理由があるわけではいのね。笑
遺跡観光が終わり、ようやく帰路につきました。一日中太陽の下で活動していたため、さすがに疲れてしまって帰りのバスでうとうとしていたのですが、他の参加者の人たちはなぜかどんどんテンションがハイになっていく!!
バスにカラオケがついていたのでカラオケ大会が始まり、延々とデュエットが続きました。途中でカラオケ機が壊れてもみんなプノンペンに到着するまで歌うことをやめず、もはやライブ会場のような盛り上がりぶり。
ということで、最後までカンボジア人の元気さに圧倒された1日でした。それと同時に、好奇心旺盛な日本人の自分に親切にしてくれたことがとても心に残りました。何人かの人に、
「カンボジアの言葉(クメール語)を勉強してくれてありがとう。」
「この活動に興味を持って参加してくれてありがとう。」
と言ってもらいました。
つくづく感じるのは、自分が出会うカンボジアの人たちはとても素直で明るい人が多いです。ひねくれているところがあまりないというか、変に大人ぶるところがないというか。
だから、私自身も自然と心を開くことができて、たとえこのような活動で外国人が自分一人であっても、緊張することがありません。
またカンボジア人のことがより好きになった、休日でした。