ニョニャム!お日様の下、カンボジア暮らし。

青年海外協力隊、環境教育、カンボジアの生活・自然・観光などについて紹介するブログです。いつもニョニャム(笑顔)を大切に、ありのままの日々を綴ります。

協力隊活動の長続きの秘訣は、気合いを入れすぎないこと?!

 

小学校5校での第1回環境教育ワークショップ、そしてプロジェクションマッピングを活用した環境教育イベントが終わり、やっと一息つけました。それと同時に、風邪を引きました。笑

 

ちょうど一か月ほど前、自分が2年間の活動を全うできるのか、不安になってしまう時期がありました。毎朝起きると強烈な憂鬱感におそわれ、数時間ネガティブな気持ちと闘った後、オフィスに出勤していました。

 

憂鬱感の正体は…?


なぜこういう状態になってしまったかというと、私は一つ一つの事柄に気合いを入れすぎてしまう、言い換えると、「上手くやらないといけない。」というプレッシャーを強く感じすぎていたからだろうと思います。笑 そうすると、個々の活動が実現されたときの達成感は大きいのですが、その過程で何度も嫌になったり疲れたりしてしまうんです(・・;)

 

これまで何度も、自分が直面したネガティブな事態をポジティブな考えに転換させて、自分を納得させていったつもりだけれど、どこかで無理をしていたのだな、と気が付きました。このままだと、自分の協力隊活動における、「考える→行動する→考える…」のサイクル、疲弊して止まっちゃわないかな?まだまだ任期は1年以上あるのに…。

 

判断基準は、「必要性」か、「楽しさ」か


何か計画を立てるとき、あるいは何かを選択するとき、個人的なことであれば「自分の成長に必要かどうか」、複数の人がかかわる物事であれば「相手のニーズに合っているかどうか」を、「自分が純粋に楽しめかどうか」よりも優先していたな~と思います。そのため、決めたことを実行するのにものすごくエネルギーを使います。

 

自己成長も相手のニーズに応えることも大事だし、それが達成された結果として得られる喜びももちろんある。でも、自分の活動を長続きさせるには、目標はぶれなくても、目標達成までのプロセスの中で、自然な成り行きっていうのをもっと大事にしていいような気がしてきました。要するに、頭で必要だって思うプロセスばかりでなく、心から楽しいって思えるプロセスを重視していったほうが、無理がないし、自分自身も協力してくれる周囲の人も、もっと楽しめるはず。

 

 成果を求められていない気楽さを、活かそう

「楽しく活動するには?」って真剣に考えている時点で気構えているのは否めませんが(笑)、2年間の協力隊活動で思い詰めないようにすればどうすればいいのか。全く別の話題で友達と話していた時に、このように言われました。

 
「自分に対して何かを求められているわけでもないから、気楽に構えよう。」

 

そうなんです。協力隊活動をする上で、まずJICAからは成果を求められていません。配属先からは、「啓発活動をすること」自体が成果として求められているので、別に活動による効果などは、さして気にされてません。

 

というわけで、自分の中では高い目標を持ちつつも、憂鬱感に完全ノックアウトして活動がストップすることがないように、「誰も期待してないから、気楽に活動しよう♪」をモットーに、ゆるゆるなが〜く続けていきたいです(・ω・)ノ

 

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 結論:活動を長続きさせる秘訣は、気合を入れすぎないこと!