ニョニャム!お日様の下、カンボジア暮らし。

青年海外協力隊、環境教育、カンボジアの生活・自然・観光などについて紹介するブログです。いつもニョニャム(笑顔)を大切に、ありのままの日々を綴ります。

中国 習国家主席の訪問【カンボジアを切り取る、今日の一枚 Vol.3】

先週木曜日・金曜日(10/13・14)のこと。

 

プノンペンの街中では交通規制が行われていました。このような事が実施されるのは、フンセン首相などの要人が移動するとき。しかし、この日はいつもとは決定的に違うものがあった。

 

それが、こちら。(どどん!)

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「中国とカンボジアの友好は永遠です!」

プノンペンの王宮前と独立記念塔前には、このようなメッセージが掲げられ、習近平さんとシハモニ国王(カンボジアの国王)の写真が飾られた、巨大な記念碑が設置されていたのです。

 

さらには、街中のあちこちに習近平さん訪問の歓迎や、中国とカンボジアの友好を示す横断幕、そして中国とカンボジアの国旗が飾られていました。

 

 そうなんです。先週、中国の習近平国家主席カンボジアを訪問しておりました。

詳しくはこちら↓

jp.reuters.com

 

中国の習近平国家主席は13日、カンボジアを訪問し、フン・セン首相と会談した。習主席は南シナ海問題で中国寄りの立場を取るカンボジアとの関係の緊密さをアピールした。


フン・セン首相の側近によると、融資合意など合わせて31件の合意が成立。習主席はカンボジア高速鉄道建設やシェムリアップ州での空港建設などに対する中国勢の投資を促すことを約束。また、約8900万ドルの債務を中国が免除することも表明した。


首相側近は「合意や約束の数という点で歴史的」と述べた。中国は1400万ドルの軍事支援も約束したという。

 

プノンペン 13日 ロイター〕

 

 

中国はカンボジアへの最大投資国であり、カンボジア経済は中国に大きく依存しています。

 

外貨投資が多いということは、政治への影響度も大きいということ。それは、私の配属先である観光省にいても、強く感じます。今年に入ってから中国向けの観光戦略作りなどが、どんどん盛んになってきています。

 

 今回の習近平さんの訪問を受けて、カンボジア(特に観光省)の動向がどうなっていくのか。いろいろとアンテナをはっていこうと思います。

 

 

今日は珍しく、政治・経済のおカタい話題でした。

 

それでは今日も良い一日を♪