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ニョニャム!お日様の下、カンボジア暮らし。

青年海外協力隊、環境教育、カンボジアの生活・自然・観光などについて紹介するブログです。いつもニョニャム(笑顔)を大切に、ありのままの日々を綴ります。

完璧な解決策?そんなものは存在しない!

チュンバンのお盆休みはまだまだ続きます。笑
 
厳密には今週の水曜日や金曜日は祝日ではないのですが、誰も仕事に来ないので事実上一週間丸々お休みということになっています。そして最近気が付いたのですが、我が家によく猫が遊びに来ている。笑

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あまりにもお休みが長いので、そろそろ不安になってくる!!オフィスか学校に早く行かせてくれ~!!
 
…といっても仕方がないので、プレゼン、企画書作成などなど家でできることをやっています。
 
先週は8~9月の学校調査のレポート(A4 8枚!)を土台にして、カウンターパートと今後の活動について話し合いました。
参考:
 
さらに同期隊員がいる教育青少年スポーツ局を訪問し、初等教育課の副局長さんに公立学校での環境教育モデル校作りについてお話しさせてもらいました。
 
そして、ついに(!)プノンペン市内の公立小学校を選んで紹介してもらうに至りました。
(中等教育課の副局長さんは不在だったので、中学校を紹介してもらうためにまた出直さないといけないですが…。)
 
また一歩前に進めた、と思う一方で、日々の考え事も増えました。というわけで、先週の日記を今更ながらアップします。
 
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学校調査のレポートを作ってカウンターパートと共有し、環境教育モデル校作りの計画について話し合った。学校のゴミ処理の現状、環境教育を普及するための課題などなど、自分なりの考察も説明した。
 
その上で、これからボランティアである自分と、配属先のスタッフがどんなことをしていけば良いか、アイディアを伝えた。
 
 
話し合いのなかで、カウンターパートに「この現状に対するソリューション(解説策)は?」と何度か聞かれた。
 
 
「すぐに人々の意識や習慣が変わるような解決策はないと思う。」と私は言った。
 
「一回のワークショップだけでは、それ自体がどんなに優れたプログラムでも、ゴミをゴミ箱に捨てない人々の習慣や意識が変わることは期待できない。だから、何度も同じ学校に行って働きかけていくことが重要だと思う。環境は大事って分かってても、常にそれが頭の中にあって行動できるわけではないよね。」と付け加えた。
 
 
話している中で、カウンターパートは特効薬的なもの…つまり、短期的にガラッと何かが変わるようなものを求めているような気がした。仮に、そんな素晴らしいソリューションがあるとするなら、それをよそ者の日本人だけじゃなくて、自国の人間である配属先のスタッフにも自分ごととして考えてほしい!
 
 
 
たしかに、街の清掃にお金がおりれば、学校も道もガラッときれいになると思うけど、それができるのは各州都市のごくごく一部のみ。しかも、人々のポイ捨て習慣が変わらなければ、ポイ捨て→清掃→ポイ捨て→清掃…の繰り返し。清掃への予算がなくなれば、また前の状態に戻る。
 
お金がなくても、時間がかかっても、お役所任せにせずに住民たち自身で環境をよくしていく。街や川をきれいにしていく。それが、中央・地方共に行政の機能が弱いカンボジアで、できることだと思う。というか、やる価値のあることだと思う。
 
 
「街をきれいにすることは大事だ。環境教育をぜひやってほしい。」
 
と言ってくれるカンボジア人はとってもたくさんいる。でも、それを自分たちでどうにかしないといけない問題だと認識することって、簡単なようで難しいことなんだと思う。長年の間他国の援助によって発展してきたカンボジアでは、政府機関やNGOの外国人がどうにかしてくれる・頑張って何かしてくれる、という発想になってしまう傾向にあるのだと思う。
 
 
配属先のスタッフ、教育局の人たち、これから関わる学校の先生や生徒たち…
これから活動していくなかで、誰か一人でも、自分ごととして、組織や地域の課題解決のために行動できる人がうまれたら、いいなと思う。そのために、日本人のボランティアである自分ができることを考え続けて、実行していこう。
 
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