メコン川のトロン島が欧米人に人気な理由
だいぶ更新が滞ってしまいましたが、クラチェ旅行のつづきです。
トロン島(コットロン)ってどんなところ?
メコン川の中州にある、全周9kmほどの小さな島です。欧米人観光客のひそかな人気を集めています。
トロン島への行き方
船乗り場から、まずトロン島への船を捜します。「トロン島行き」と船に書いている訳ではないので、先輩隊員さんが操縦士さんの顔でトロン島行の船を見つけます。笑
船にレンタサイクルを載せ、いざトロン島へ…。
トロン島の小学校
トロン島に到着すると、まず正面にみられるのがこちら。小学校の門です。(立派だ…!)
小学校へ潜入…。
校長先生に許可をとり、授業をのぞかせてもらいました。
「チョムリアップスア~!!」
休み時間のタイミングをねらい、こどもたちに話しかける。
「私は日本のボランティアで、まだ6月にカンボジアに来たばかりだから、今カンボジアについて勉強中なんだ~。」
と自己紹介します。すると、どんどんまわりにこどもたちが集まって、私のつたないクメール語の話を真剣に聞いてくれます…!!!
「どんな授業を受けていたの?」
と聞いたら、教科書を見せてもらえました。どうやら算数の授業だったようです。
「これは、うさぎ…これは、カエル…?」
といったように、教科書を見ながら、自分が知っているクメール語の単語を子供たちに確認してもらいながら復習しました。笑
みんな、貴重な休み時間をありがとう~!!!
次に、また別の小学校へ…。学期終わりで、来学期の教科書を先生たちが配っている最中でした。そのため、教室には生徒しかいません。ここでも、勝手に自己紹介させてもらいました。 すると・・・
前の方の席の男の子が音頭をとり、歌を歌ってくれました…!!!!
その後教室に戻ってきた先生いわく、こどもたちが歌ってくれた歌は、校長先生など目上の人を歓迎する歌だそうです。
「すごい~!!!ありがとう~!!!!」
というと、歌のエンドレスリピート!! この歌、どこで終わるんだ~?と若干戸惑う。笑 このように自発的にこどもたちが自分たちを歓迎してくれたことがとても嬉しかったです。
間近で分かる、島の生活
自転車で島をまわっていると、本当にありのままの島の生活が見られます。少しでもクメール語が話せると、島の人からいろなことが聞けて本当に面白いです。
島のお家はだいたいこんなかんじ。家の前の木には、バナナなどの果物が実っていました。
バナナ、食べ放題…!!!すっごい~~!!!
川の中州とは思えないような雄大な風景
自転車でさらに島の周りをすすむと、草地が広がります…。牛がたくさん。
ここ、本当に川の中州なの?と疑ってしまうような風景です。
小さな島だけど、ちゃんと宿もあるんです
トロン島に泊まる方法は二通り。ホームステイか、このコテージです。
島にリゾート開発しました~!!!というかんじではなく、島の自然のなかにひっそり造られたかんじのコテージです。
レストランの様子。今回宿泊はしませんでしたが、サイクリングの休憩に立ち寄りました。とても居心地がいいです。
まとめ
欧米人観光客に人気のトロン島。
その理由は、島のリゾート開発ではなく、島のそのままの自然、そのままの生活の中にほんの少しおじゃまして、ゆっくり、のんびり過ごせることなんじゃないかと思いました。