ニョニャム!お日様の下、カンボジア暮らし。

青年海外協力隊、環境教育、カンボジアの生活・自然・観光などについて紹介するブログです。いつもニョニャム(笑顔)を大切に、ありのままの日々を綴ります。

青年海外協力隊 活動(7~12ヶ月目)

青年海外協力隊の任期を終えて帰国するときって、どんな気持ちなんだろう?

かれこれ3週間前(6月末)に書いた記事です。今さらながら更新します。 ********* 帰国される261の先輩方を空港までお見送りに行きました。自分は首都に住んでいるため、これまで先輩隊員さんのお見送りに行ったことが何度かあるのですが、帰国する隊…

カンボジアのかつての地雷原の「今」とは?!

ご存知の方も多いように、カンボジアでは長く続いた内戦の影響で、いまだ国土の一部には地雷や不発弾が埋まっています。 1992年にCMAC(Cambodia Mine Action Center) が発足し、地雷や不発弾の撤去のために現在も活動を行っています。カンボジアとタイの国境…

中庸の徳 ~協力隊活動での主観と客観のバランス~

ちょっと奇妙な仏像写真を小出しにしています。まだまだ沢山ありますよー!(誰も待ち望んでいない?) 青年海外協力隊として活動していると、現場のニーズは何か?ということを常日頃考えます。 私が協力隊に行こうと決めた動機の一つは、「開発援助における…

任地のごみ問題にどうやって関心を持ってもらう?~環境教育プログラムの紹介~

かれこれ3,4か月前の話になりますが、モデル校で実施した環境教育プログラムの中身を紹介しようと思います。 カンボジアを含めた開発途上国で環境教育を実践したい人にとって、少しでも参考になるとうれしいです。 授業をやる前に確認したいこと 自分の場合…

勇気をもって進めば、新しい景色が見えてくる

気づけばあっという間に5月。 先月のクメール正月以降は、有難いことに忙しい日々を過ごしておりました。正月前のノロノロモードがうそのようだ…。笑 やはり、2年間という長期戦においては、活動の波のようなものがあるように感じます。いかに波が低い(穏や…

「やってほしい」 と「 一緒にやりたい」 の大きな違い

カンボジアで活動をはじめた頃… 「ぜひうちの学校で環境教育をやってほしい!」 「ぜひ○○州で環境教育をやってほしい!」 有難いことに、いろんな人からこのように言って頂きました。それは、軽い気持ちで言っている人もいれば、実際に問題意識があって言っ…

途上国の街のごみ問題、どうしたらいい?!ビデオ教材作成のポイントについて考えてみました

青年海外協力隊が派遣される多くの国で、ごみの増加や不適切な管理が大きな問題となっています。「どうにかしたいけど、問題が大きすぎてどうしたらいいのやら…。」と思ってしまう人も、多いかもしれません。 プノンペンのごみ埋め立て場の様子 私はカンボジ…

カンボジアでの一大環境教育イベント、終了! その中身と、協力隊としての貢献度・反省点を振り返る!

2/26~2/29に環境教育イベント「エコシティプロジェクト」を実施しました。500名以上の来場者、そして多くの政府関係者や報道関係者もいらっしゃり、社会的インパクトは大きかったように思います。イベント後、プノンペンのリバーサイドで清掃活動をするグル…

協力隊活動の長続きの秘訣は、気合いを入れすぎないこと?!

小学校5校での第1回環境教育ワークショップ、そしてプロジェクションマッピングを活用した環境教育イベントが終わり、やっと一息つけました。それと同時に、風邪を引きました。笑 ちょうど一か月ほど前、自分が2年間の活動を全うできるのか、不安になってし…

【カンボジア在住者必見】 あなたの絵が動き出す?!プロジェクションマッピングを用いた環境教育イベントのお知らせ【2/27~28】

かなり直前のお知らせで恐縮ですが、ブログをご覧になっているカンボジア在住者の方に、イベントのお知らせです。 JICAとSocial Compass 共催で、プロジェクションマッピングを用いた環境教育イベント"Eco City Project"を行います。 地下の洪水対策施設に、…

学校へいこう!かわゆい子供たちに癒されるも、カンボジアの授業に驚いたある日の話。

かれこれ2週間ほど前の日記です…。 ***** 今日は、プノンペンの郊外に位置する小学校へ。トゥクトゥク代(交通費)が泣きたいくらい高い! 校長先生に、次回のワークシップの概要をお話しした。でも、この日学校に行った一番の目的は、打ち合わせではなく…

社会人経験0 新卒で青年海外協力隊に参加する上で、大事にしたいこと。

「大学を卒業したら、青年海外協力隊になりたいけど、自分には知識も経験もない。途上国で何ができるのか。」 以前、そのような主旨の相談を受けました。 私がカンボジアに来たての頃・・・ 「君は社会人経験がないのに、カンボジアの政府機関で活動できるわ…

大臣や重役が集まる会議で、なぜかトイレの便器の話…。建設的な議論は、どうすれば可能?

配属先でのある日の出来事。 観光省の重役が集まる会議があるらしく、朝からスタッフはバタバタ忙しい。まるで、嵐の中にいるかのよう。 Clean City Day という配属先イベントの会議だそう。特に自分の部署が中心となって企画しているとの認識だったので、会…

【あきらめず、前に進むのみ】 青年海外協力隊 第2号報告書を公開します

スオスダイ! 2016年になってから一ヶ月が過ぎようとしています…。早い!!! 実は昨年12月頃から配属先で色々と問題があり、調整員の方から配属先変更を提案して頂くなど、かなり悩ましい日々を過ごしておりました。 自分の活動しやすさを第一に考えるなら…

地域の「内発的」な変化をうながすためには…?

クロスロードというJICAボランティア向け実践ガイド誌の1月号に、"地域づくり"という仕事という特集があった。そこに、自分の活動で大事にしたい考えをピタッと表す一言があった。 地域は「内発的」にしか動かない